広島へようこそ!!(広島タウンガイド)

広島とはどんな街?

世界史上初めて核兵器原子爆弾)で爆撃された都市として、世界的に知名度が非常に高い(広島市への原子爆弾投下)。それ故に、国際平和文化都市としても一定の影響力を持っており、広島市長の発案で創設された「平和市長会議」には150を超える国から4600以上の自治体が加盟している[1]第二次世界大戦以前には軍事都市であった歴史とは対照的である。
都市としての広島の歴史は、戦国大名毛利輝元1589年広島城を建設したことに始まる。江戸時代には、広島藩42万石の城下町として浅野氏のもとで発展した。戦前には、陸海軍の拠点が集中する軍事都市となり、特に日清戦争時には広島大本営が置かれて帝国議会第7回帝国議会)が開かれるなど、臨時の首都機能を担った[2]
第二次世界大戦末期の1945年8月6日アメリカ軍戦略爆撃機B-29エノラ・ゲイ」によって広島市中心部の相生橋上空に原子爆弾リトルボーイ」が投下され、きのこ雲が立ち上り、市街地は一瞬にして破壊された。当日中に数万人、1945年末までに13万人(推計)の人命が奪われ、生存者も火傷痕(ケロイド)、放射線後遺症、精神的後遺症(PTSD等)、遺伝への不安に生涯苦しむなど、市民が経験した苦痛は人類史上類を見ないものであった。
戦後は重工業や自動車産業を中心に復興し、日本の主要な工業都市となっている。1980年4月1日には札幌市川崎市福岡市(3市とも1972年4月に指定)に続いて全国で10番目となる政令指定都市に指定された。現在では全国ので10番目の人口を抱える(→日本の市の人口順位)。
地理的には山陽地方のほぼ中南部に位置しており、太平洋ベルトを構成する広島都市圏の核となっている。京阪神福岡都市圏のほぼ中間に位置しているため、中国地方あるいは中国・四国地方を統括する政府機関や、全国規模で展開している企業の地方拠点も多く置かれている(支店経済都市)。また、瀬戸内工業地域を構成する西日本有数の工業都市でもあり、沿岸部は工業地帯となっている。
近年では、人口の郊外への流出も引き続いて見られる一方で、都心回帰の傾向も見られる。平和大通りでは、80mを超える高層ビルが相次いで建設されている。
中区以外においても、広島駅周辺を始め、宇品緑井段原などの開発・再開発が進み、既存の商工センター西風新都と併せて、都市拠点機能が活性化している。交通インフラ面では都市高速道路である広島高速道路の整備のほか、広島電鉄による市内線路面電車LRT整備や、広島アジア大会の開催(1994年)に合わせて開通した広島高速交通アストラムライン」の延伸、およびJRとのアクセス改良計画が進むなど多方面から都市機能の充実が進められている。

原爆ドーム

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原爆ドーム

厳島神社(宮島)

厳島神社

マツダスタジアム(広島東洋カープ)

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